2012年 01月 06日
京都のカフェ・コチのこと
@cafe Kocsi,Kyoto crêpe caramel et café
先日、久しぶりに京都まで駆け足で行ってきました。
京都は、もともと私が「関西に住みたい!」と想うきっかけになった場所。
はじめて「カフェ」ってものに出会ったスタート地点の場所でもあります。
私が関西に来たての頃、今思えばちょうどカフェブームの始まりだったのかな。
京都の街には、数メートルおきではないかと思うほど、たくさんの喫茶店があるなあ、と
思ったのを覚えています。
その中でも、今でも大好きなカフェがここ。
CAFE KOCSI。
@cafe Kocsi,Kyoto
その昔、通っていたフランス菓子教室で出会った
同じ歳の”はるちん”がカフェスタッフとして働く場所でもあります。
であったときはお互い10代で、性格もまーったく違うけれど、
お菓子教室が終わった後のおしゃべりで、なんとなく意気投合。
その後、私が転々と住まいを変える中で、大阪、フランス、城之崎・・と
いろんなところに遊びに来てくれました。
そして、このKOSCIのオーナーのつぼさん。
先日カフェの専門誌、柴田書店のCAFE SWEETSにインタビューが掲載されました。
「フランスに行って衝撃的だったのが、カフェがちっともおしゃれじゃなかったこと」
。。うんうん、わかりますよ(笑)
25歳で念願のお店を開いたつぼさん。
カフェブームにのって、お店は雑誌のカフェグランプリを受賞。
一時期は階段まで行列ができるほどだったのだけど、
自分のやりたいお店のスタイルをもう一度探しに、
オープンして5年目のときにフランスに飛び立ったオーナーさん。
たまたま私がパリに行っていた時期と重なり、向こうでちょっとだけお会いする機会もありました。
あまりのつぼさんのパンの技術の高さに、逆にフランス人に驚かれたとか。
「本来やりたかったのは、駄菓子屋のおっさんなんですよ」
久しぶりに会ったつぼさんは、自分のインタビューがすでに出版されていることも知らず(笑)
だけど、いつもより笑顔が明るくて、楽しそうでした。
・・肩肘はらずに、あくまでも自分のスタイルを貫くこと。
それって意外と難しかったり、いつも正しいとは限らない。
だけど、なにかを「続ける」上では大切なことかもね。
そんなオーナーさんの営むKosciは、もうすぐ12年目を迎えます。
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カフェ コチ (CAFE KOCSI)
住所 京都府京都市中京区福長町123 横瀬ビル 2F
交通手段 地下鉄烏丸線 「御池」 徒歩7~8分
地下鉄東西線 「市役所前」 徒歩10分
京都市役所前駅から358m
営業時間 12:00~22:30(L.O.)
ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日 木曜・第3水曜
by taelalala
| 2012-01-06 23:16