2011年 08月 05日
玉ねぎのはなし
玉ねぎって、ほんと、すごい。
(ほとんど)どんな料理でもあうし、
煮込んでも、生でも、
どんな食べ方もできる。
野菜の中の、万能選手。
オールマイティー。
縁の下の力持ち的野菜。
あ、だから私好きなのかも。
目指せ。玉ねぎ的人間(笑)
* * * * *
今日は、”おっこ食堂”さんというところで、
「野菜の重ね煮」の料理教室に行ってきました。
「重ね煮」っていうのは、野菜を陰陽の性質や、
それぞれのお野菜や素材の性質を生かして、重ねて行って、
ほんの少しのお塩だけで、じっくり蒸し煮していくやりかた。
その中で、今日は玉ねぎがありました。
玉ねぎの、一番下の根っこが生えてくる部分の”おへそ”のようなところ。
ここは、職場の調理場では「固い」ので、いつも捨ててしまうか、
集めておいて、スープを回す時に一緒に炊いてしまいます。
・・おっこさんのところでは、ここは捨てません。
一番玉ねぎで大事なエネルギーが集まっている、
人間でいうと”丹田”、
「薬」にも匹敵する効果があるものとして、大事に大事にされています。
そっか。確かに根っこをつけたままの玉ねぎは腐らないけど、
おへそを落とした玉ねぎは、すぐ腐ってしまう。
小さく切ったり、そのままだったり、重ね煮に加えられます。
・・考え方次第で、ゴミにも、大切な「薬」にもなる。
そっか、お野菜、わたしちゃんと見てなかったな。
よくよく見たら、ここ、すごい大事なところだ。
ちょっとした、気づきを教えてくれました。
* * * * *
そして、こちらは先日までエンタスさんにて個展を行っていた
Tadashi Kitamuraこと、キタムンさんの描いた玉ねぎ。
虹色の色合いと、玉ねぎの形のかわいさに惹かれて、
ず~っと眺めていたら、、
なんと、私の大事な大事な、前のお店から応援してくれている
人が、プレゼントしてくれました。
「引越し祝い、まだわたしとらんかったから」
・・なんて、粋な贈り物!
キタムンさんの個展で売ったクッキーは、ラベンダー
と、チョコミントの二種類。
「優しい味がする。」といろんな方に好評でした。
また、ご本人さんがいろいろと気を遣ってくださって、
それが何より勉強させてもらいました◎
* * * *
地味でも、じわじわ~っと、重ね煮のようにうまみをだして、
玉ねぎのように縁の下の力持ち的存在。。
そういう風になれたらな!
って思いました。
終わり
by taelalala
| 2011-08-05 08:01
| Everyday 毎日のこと